こんにちは、モリ爺です。
この記事ではモリ爺の大好きな映画「マイレージ、マイライフ」(Up in the Air) について、その魅力をまとめています。
- 「リストラ」という言葉が最近気になる人
- 一人でも生きていけると思っている人
- でも誰かとの人生もあるんじゃないかと思っている人
- ジョージ・クルーニーが嫌ではない人
あらすじ
まずはウィキペディア。あらすじではなく「テーマ」を引用します。
監督であるライトマンの言葉です。
(ウィキのあらすじはネタバレしてるので注意です)
ライトマンはこう述べている
「ある意味では、生計のために人を解雇する男についての映画だ。別の意味では、過剰にマイレージを溜める男についての映画だ。また別の意味では、お互いが独身で生きるという考えを信じていても恋に落ちてしまう、自分と非常に似た女と出会う男についての映画だ。」
ライトマンはまた「この映画は哲学の追究についてのものだ。もしあなたが何も無く、誰とも連れ添わずにハブからハブへと生きると決めたらどうだろうか?」と述べた。
「マイレージ、マイライフ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2021年9月25日 (土) 15:37 UTC
URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%80%81%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95
主人公(ジョージ・クルーニー)は、企業から委託を受けて従業員を解雇する仕事をしている。

TIFF 2017 George Clooney / JiBs.
アメリカ各地に出張しては、初めて会う人たちに解雇を通告し、また次の街へ飛んでいきます。
出張をこよなく愛し、荷物を限りなく持たない人生を謳歌。
そこへ鼻息荒目の新入社員(アナ・ケンドリック)登場。

Cannes 067 / GabboT
彼女は主人公の人生観を否定、そして出張をしなくても済むような業務改革を提案します。
それはオンライン解雇、リモート画面での解雇通告…
システムの本格導入を前に、主人公は新入社員を連れて出張へ。
その出張先でたまたま出会った女性(ヴェラ・ファーミガ)と良い関係に。

Nothing But the Truth06 / GabboT
荷物の少ない一人きりの人生こそが、自分の人生と思っていた主人公の気持ちに変化が起こります。
果たしてオンライン解雇のシステムはうまくいくのか。
荷物を持たない主人公の人生がどうなるのか。
みどころ
アメリカ式解雇の現場が垣間見れる
主人公の仕事は、依頼を受けた会社の従業員に解雇を通告すること。いわば、リストラ請負人。
リストラ通告自体が話の本筋ではないものの、アメリカでのリストラ現場を垣間見ることができます。
ある日いきなり呼び出されて「あなたの仕事はなくなりました」みたいな。
どこまでリアルなのかは分からないものの、さもありなん、といったドライさです。
日本もいつかああなるのかなぁ、と思うと背筋が凍ります。


リストラとはちょっと違うけど、モリ爺もある日勤めていた会社がなくなる通告をうけたことがあります。(しかも2度)
あれもある意味集団リストラだったような…
中年おじさんの揺れる人生観
主人公はずっと一人で生きてきたし、これからもそうだろうと思っている男性。
物理的にも心理的にも荷物は少ない方が良い。
出張族でもあることから住まいも実に簡素で、ちょっとしたビジネスホテル並のシンプルな部屋。
そんなおじさんが、新入社員の言葉やら、出張先でできた愛人の影響で、誰かを自分の人生に迎え入れてもいいんじゃないか、という気分になるのです。
と・こ・ろ・が。
ここから先はネタバレになるので書きませんが、ここら辺りから最後までの主人公の揺れるココロの感じがなんか良いんです。
かくいう私も50歳まで一人暮らしで、これが一番心地いいなと思っていました。それが今、人様と人生初の同棲中…
結局人生「自分はこうだ」と決めつけていることなんて、簡単にひっくり返ってしまうものなのかもしれません。
こんな気分になれる
スタイリッシュ(?)なアメリカの出張族
主人公は小さな機内持ち込み可能サイズのスーツケース一つでアメリカ中を飛び回ります。
宿泊するのは多分結構良いホテル。
飛行機のマイルもどんどん貯まる。
帰る部屋もホテルの部屋みたいな生活感のなさ。
気持ちが落ち着く場所あるのかな、とも思ってしまいますが、あんな風に軽々と生きたらどうなるだろう、とちょっとだけ疑似体験できます。
リストラを機にもう一度夢を追う人
主人公がリストラをする相手の一人、50歳を過ぎた感じの方でしょうか。
年齢はモリ爺とそう変わらないでしょう。
彼も私も50歳そこいらで、ずっと勤めた会社にいられなくなり。
そんな彼に主人公は、これを機に学生の頃の夢をもう一度追ってみてはどうか、とすすめます。
解雇人にとっての決まり文句なのかもしれませんが…
皆さんももし、なんらかの理由で会社にいられなくなったら、一度自分の本当の希望を見つめ直してみるのは大事かもしれません。
以前観た時はスルーしてたエピソードですが、歳を重ねた今観ると、あの人あの後どうなったかな、自分も新しい人生切り開かないと、という気分になれます。
一人で泣けても、一人では笑えない
劇中の台詞の中で印象的だった言葉。
要約すると、楽しかった思い出には側に誰かがいたはず、悪いことを考えてしまうのは一人の時、ということ。
確かになぁ、と思います。
これ、とあるアーティストの演劇風味ライブ(?)でも似たようなこと言っていたのを思い出しました。
確かに、物事悪い方に考えてしまう時は、一人きりの時。
バーチャルではない人との繋がりが、人生を楽しいものにするのかもしれませんね!



