会社を自分の全部にしない、という選択

こんにちは、モリ爺です。

皆さんの中で「会社にいる自分」は、あなた自身の何パーセントを占めていますか?

会社を自分の全部にしてしまうと、会社で何かあったときに辛さが倍増しませんか?

私は以前、会社辞めたいなぁと思っていたときに会社以外の自分」をつくったことで、別に今すぐ辞めなくても構わないかな、と勤めを続けることができました。

今日はそんなお話をさせて頂きます。

モリ爺

まあ、そのタイミングで辞めなかったことが良かったのかは別ですが。汗

こんな方におすすめです!
  • 寝ても覚めても会社のことを考えてしまっている方。
  • なんとなく会社辞めたいなぁ、と思い始めている方。(且つ、今すぐ辞めない方が良さそうな方)
目次

会社はアテにならない?

大事な先輩からのススメ

3つ目の会社に入って9年。会社はグループ会社の統廃合により、4つ目の会社に変身。

日々の業務やメンバーは変わらなかったのですが、偉い人達が我々の業務を知らない人に変ったのです。

偉い人達は我々の業務を非常に軽く見ていたので、同じ仕事をしていながらも居心地は格段に悪くなりました。

当然「この会社に未来はないな、辞めたいな」と思うように。

長くお付き合いさせて頂いている大事な先輩に「会社辞めたい、何か仕事あれば紹介して欲しい」と相談をしました。

その先輩は、どれくらい緊急性があるかと聞いてきました。

いや、死ぬほど心身辛いってわけじゃないので、しばらく持つと思います、と答えました。

すると先輩は、気分転換にご自身も受講していた「産業カウンセラー養成講座」でも受講してみたらどうか、と勧めてきたのです。

そうか、それもアリかな、と申込み。

講座は毎週土曜日(終日)、半年ほど続きます。

しかし仕事が忙しく、通い続けるのは辛いかもなぁ、とも思っていました。

望まない異動

講座開始を前に、何故か私に異動の辞令が下りました。

今までやっていた仕事とは何の関連もない部署です。もちろん希望もしていません。

所属していた部署の部長には「本当は出したくなくて、ずっと断っていた」と言われ。

行った先の部長には「無理に引っ張ったわけではない」と言われ。

一体誰の仕業?という感じでした。

っていうかこれ、懲罰人事?笑

恐らく親会社から来ている「ハラスメントのデパート的営業本部長」の仕業だろうと思っているのですが、何か気に入らないことでもしたかなぁ?

モリ爺

確かに社長や総務部長が読む文書に、彼に対するクレームを書き続けていましたけど。笑

その異動は自分が20年近くしていた業務から離れることを意味しており、その業務ができなくなることは本当にショックでした。

こんな意味のない人事をする会社に未来はない。早く辞めなくちゃ。

ただ丁度、例の産業カウンセラー養成講座が始まるタイミングだったので、これが終わるまでは転職は保留にしようと決めました。

幸い異動先の部署はヒマそうだし、ゆっくり勉強できるからいいや、と気持ちを切り替えたのです。

会社に公平も公正もない

懲罰人事かと思った異動でしたが、実はとてもオイシイ部署への異動でした。

まず仕事がヒマ。以前の部署の1日の作業量を、1週間以上かけて行ってもお釣りがくるくらいヒマ。

にも関わらず会社の肝入りの部署ということもあり、どの部署よりも威張っている。

それにしてはメンバーの働き方がヌルいことこの上なく、適当・いい加減・期日もないようなもの。
前の部署でこの体たらくだったらお客に八つ裂きにされてるなぁ、という感じ。これで許されるんだ!

この会社にこんなラクしてお金がもらえる(しかも威張っている)部署があったんだ、と思いました。

これで他の部署と同じ給料体系というのは理不尽としか言いようがありません。

知ってはいたけど、会社なんてものには公平も公正もないんだな、と身をもって知った瞬間でした。

幸いそれを知った時に自分がオイシイ側にいられたので、これはもう神様がくれた長い夏休みだと思って適当に過ごそう、そう決めたのです。

前の部署に比べたら毎日本当に退屈でしたが、やりがいとかそういうのはもう、会社の外に持てばいいやと。

会社以外の自分

産業カウンセラー養成講座

図らずも時間的な余裕ができた中、養成講座が始まりました。

見知らぬ人とのグループワークは、始めの内は気が重かったものの、慣れてくるとこれが本当に楽しい!

学生の頃のグループワークは、ややもすると押し付け合いのようになったり、どこか面倒くさいイメージがありました。

しかし養成講座でのグループワークは違いました。

やっているだけで「いつもと違う自分」になれた気がして最高の気分だったのです。

自分でお金を払ってでも勉強しようという意志のある人同士で行うグループワークは、とても有意義だと思いました。

また養成講座の中では、ロールプレイングによって自分が相談者となって悩みを語る時間があります。

この時は作り話ではなく、ガチの自分の悩みを話すのです。

これも思いの他気分が良かった。話終わるとスッキリするのです。

相手がプロのカウンセラーでなくても、誰かに話を聴いてもらうということは、それだけで気持ちを楽にする効果があることを実感したのです。

こうして会社での自分とは違う自分になれる時間と、人に話を聴いてもらうことで、私の「会社辞めたい」の波は一旦収まったのでした。

ちなみに養成講座の後、試験に受かって産業カウンセラーの資格を得ました。ついでに国家資格キャリアコンサルタントの講座にも通い、こちらの資格も得ることができました。

モリ爺

異動はショックだったけど、そのおかげで出来た時間でここまでやってやったぜ!って感じでした。笑

やっぱり会社はアテにならない

失われたモチベーション

そして半年後。

私に再び異動の辞令…なんと出戻りです。

当時の上司から話をされた時は、思わず大笑いしてしまいました。

何やってるんだ会社?と思いました。

こんな風に社員を馬鹿にしている会社にはやはり未来はないな、と思いました。

モリ爺

実際その会社はもうないし。グループ全体も規模が大幅縮小、税法上も今や中小企業。笑

同時にやっぱり懲罰人事だったのかなと思いました。笑

戻った先では歓迎されたので、しばらくはこの人達のために働こうとは思いました。

でも、結局その後会社がなくなるまで、異動前のモチベーションが戻ることはありませんでした

生きる屍のように作業をこなしていた感じです。

それでもその後2段階は昇進できたので、会社が一体何を評価しているのか謎は深まるばかりでした。

でも会社は損をしました。あの異動さえなければワタクシ、同じ給料でもっと頑張って働いたのにね。笑

転んでもタダでは起きないために

この一連のエピソードで分かることは大きく3つ。

会社を自分の全部にすると、会社がブレた時に自分も大きな精神的被害を受ける。

会社の自分とは違う自分を持っていると、会社がクソでもどうにか続けられる。

人に話を聴いてもらうことは、辛い日々を過ごす助けになり得る。

といったところです。

会社員であれば望まない異動をすることもあるでしょう。

そんな時、会社の自分とは違う自分にフォーカスすると少しラクになれるかもしれません。

今回はこんな話でした
  • 会社で望まない異動をさせられ、ココロが折れた。
  • 気晴らしに産業カウンセラー養成講座に通った。
  • 養成講座において、「会社の自分とは違う」自分になる時間を持てたことと、人に自分の話を聴いてもらうことで、折れたココロが少しラクになった。
  • 結果会社をすぐに辞めずに済んだ。
  • (おまけに資格も取れた)

結論、とにかく会社を自分の全部にしない方が生きやすい。でした。

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この噺を書いたのは

モリ爺(もりじい):働くアナタを応援したい 50歳元会社員(現在ニート)

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