こんにちは、モリ爺です。
この記事では、今や会社で働く全ての人が避けては通れない「エンプロイヤビリティ」なる概念について、知って損はないこと、考え方の一例などをまとめています。
- 自分はヨソの会社でも通用するのかな?と思ってしまう方
- 転職したい、あるいはいずれ転職もありうると考えている方
- 会社で色んなセミナー受講させられるのは何故だろう、と思っている方
エンプロイヤビリティって何?
労働者よ、市場価値を高めよ!?
エンプロイヤビリティ(employability)は、一言でいえば「雇われる能力」のことです。
今の会社で雇われ続けるための能力、別の会社に雇われるための能力、両方を含みます。
ちなみに厚生労働省の文書にこのような記述がありました。
エンプロイアビリティは、労働市場価値を含んだ就業能力、即ち、労働市場における能力評価、能力開発目標の基準となる実践的な就業能力と捉えることができる。
厚生労働省ウェブサイト「エンプロイアビリティの判断基準等に関する調査研究報告書について」
URL: https://www.mhlw.go.jp/houdou/0107/h0712-2.html
上記から、エンプロイヤビリティとは労働者個人の「市場価値」と言い換えることもできそうです。
厳しい時代、その背景
試しに「エンプロイヤビリティ」でインターネット検索をしてみてください。
たくさんのサイトが出てくると思います。
なぜ今そんな言葉が出てきたのか、ざっくりと辿ります。
- かつて企業には「終身雇用」を行う余裕があった。
- しかしその余裕がなくなってきた。
- 企業は自社で従業員をずっと雇うことを放棄した代わりに、従業員が他社でも働ける能力を身につけられる支援を行うことにした。
てなところです。(ざっくりしすぎ)
学校卒業して就職したら、あとは定年まで一つの会社でクビにならない程度に働けば人生安泰、という時代は終わり。
労働者は常に自分の「エンプロイヤビリティ」を意識して、その能力を高めることが求められているというわけです。
そんな意識高いコトとか考えないで、なんとなく働いて、なんとなく稼げればそれで良かったんだけどなぁ・・・
何すりゃいいの?
他社でも働ける能力?
とはいえ。
自社に雇われ続ける能力、はまだ想像がつきます。今やっている仕事に求められる能力を高めるということですから。
しかし他社でも働ける能力となると、働く業界にもよるところですが難しくはないでしょうか?
私自身、会社員時代は常に「つぶしのきかない仕事をしているなぁ」と思っていました。
自分は今の会社ではそこそこ通用するとしても、これはヨソでは通用しないだろう、と。
一つの会社に長く勤めれば勤めるほど、不安になりました。
他社でも働ける能力と言われても、正直なにをどうしたらいいのか分からない人の方が多いのではないでしょうか?
公式チェックシート
厚生労働省から「エンプロイヤビリティチェックシート」なるものが提供されています。
お役所からこんなものが出ているということは、エンプロイヤビリティ云々は国策ということです。(残念ながら・・・)
本来はキャリアコンサルタントに見てもらう前提のものですが、項目をさらうだけでも参考になると思うので、時間のある時に覗いてみると良いでしょう。
こんなことまで求められるなんて、面倒くさい時代になったもんです。笑
でも仕方ないのかな・・・
エンプロイヤビリティを高める?
エンプロイヤビリティが何かはなんとなく分かった。
どうやらエンプロイヤビリティを高めないとヤバいらしいことも分かった。
で、何すりゃいいの?
よし、ググろう。笑
「エンプロイヤビリティ 高める」で検索!
・・・数え切れないほどの検索結果。
いくつかチラ見します。
え、世の中の人って、皆こんなに意識高いの?
もうダメだ。。。色々なこといわれて、結局何したらいいのか分からなくなってきた・・・
できることを、する
こういう状態になった時、何ができるのかを考えます。
結局こんなところじゃないかと思うのです。
・・・あまりにもアタリマエ過ぎて怒られるかもしれませんが、この先どう転ぶか分からなくても今やっていることをしっかりやるに越したことはありません。
・・・他社で雇われる能力、の前にどんな仕事をしたいのか、どんな会社で働きたいのか、どんな自分でいたいのか、自分の気持ちを理解しておくことが大切です。なぜなら人間、やりたくないことは続けられないからです。
・・・言うのは簡単。笑
でも結局、これができたら自然と自分のエンプロイヤビリティは高まっていくのではないかと考えます。
なりたい自分って、ある意味永遠のテーマです。
「計画された偶発性」という選択肢
ちなみに。なりたい自分について考えるとき、一つ大事なことがあります。
物事、予定した通りに行かない場合があるということ。
私も定年まで会社に居座ろうと思った矢先に、会社がなくなりましたしね!笑
そんな時、予定を立てつつも、予定に固執しないことが必要になってきます。
「計画された偶発性」という理論がその助けになるかもしれません。興味のある方はこちらの記事も読んでみて下さいね。


まとめ
さてこの記事では「エンプロイヤビリティ」について触れました。
再度まとめると。
- エンプロイヤビリティとは、自分が雇われる為の能力、市場価値。
- 終身雇用が期待できない現在、各々が自分のエンプロイヤビリティを高めていくことが求められる。
- エンプロイヤビリティを高めるために、目の前のことをしっかりやる、なりたい自分を知る、なりたい自分と今の自分の差を埋めていく。
ということになります。
すぐに何かの行動を起こせなくても、そんな概念があるということを知っておくだけでも、会社員生活が少し違ってくるかもしれません。
自分を守るための概念と思って、頑張ろう!










